基調講演 2019年10月24日(木)14:30~16:50

会場:A会場 岡山プラザホテル 4F 鶴鳴の間 

基調講演1 「心のこと」
2019年10月24日(木)14:30~15:40

講師 黒住宗晴氏(黒住教名誉教主)

「神道・黒住教は1814年、教祖となる今村宮の神官黒住宗忠が、日の出を迎え拝んだところに始まります。爾来、毎朝の日の出を迎えおろがむ「日拝(にっぱい)」は、最も大切な祈りのときとなっています。
 1000年を超える昔から、日本人が神に祈るときにつとめてきた「大祓(おおはらえ)の詞(ことば)」を、下腹からの声で、東天に向かって唱えるところから日拝は始まります。続いて、日の出を待ちながら、朝の霊気をまるで水を呑み込むように呑んで下腹に納める「御陽気修行」につとめます。その内、上り来た旭日を迎えるや、下腹から熱いものが湧き上がってきます。日拝のクライマッスクスのときです。この下腹こそ、心の本体の鎮まるところと確信するものです。」


基調講演2 「生きたいという気持ちを紡ぎ出す」
2019年10月24日(木)15:40~16:50

講師:青木省三氏(慈圭会精神医学研究所所長、川崎医科大学名誉教授)

 思春期・青年期になると論理的・抽象的な思考力が発達してくる。そのため大きな困難を抱えると、それまでのつらかった人生経験などから自分の将来を推測し、悲観的・否定的に結論づけやすい。時には「生きる意味はない。死んでしまいたい」と思いつめたりすることもある。それを話し合いや説得で変えることは、容易なことではない。思い込みを変えるには、何かをしてみることが役立つのではないかと私は思う。よい体験をすると、視野が広がり考えが切り替わりやすい。そのような体験を通して、誰かと繋がり、誰かにわかってもらえた肯定されたと感じることができる。そのとき、若者のこころは生きるほうに向かって動き始める。当日は、これまでに出会った若者と大人たちを紹介しながら、私の考えを話してみたい。